糖尿病新薬インクレチン関連薬「DPPー4阻害薬」は、内服薬です。
インクレチンとは、インスリン分泌を促進させる作用があるホルモンの総称です。
そのインクレチン分解する酵素DPP?4の働きを妨げ、血液中のインクレチン濃度を高くさせる薬が、「DPPー4阻害薬」です。
この薬は、血糖値を下げるという部分では、決して強くないです。
ですから、この糖尿病新薬インクレチン関連薬「DPPー4阻害薬」の使用は、β細胞の働きがあり、始めて薬が有効なのです。
インスリン分泌を促進する薬「SU薬」を使用し続けても血糖コントロールが不十分な場合、効果は期待できません。
また、糖尿病新薬インクレチン関連薬「GLPー1受容体作動薬」は、注射薬です。
2010年6月より使用開始している「GLP?1受容体作動薬」の「リラグルチド」は、インスリン分泌促進をします。
そして、DPPー4に分解されにくい物質です。
内服薬のDPPー4阻害薬は、インクレチン濃度を2倍から3倍くらいまで高めることができる薬です。
それに対し、糖尿病新薬インクレチン関連薬「GLPー1受容体作動薬」は、10倍くらいに高めることができるとされています。
糖尿病新薬インクレチン関連薬「GLPー1受容体作動薬」は、脳に働き、食欲を抑えるような効果があるため、体重抑制の効果も期待できます。
また、2010年10月には、糖尿病新薬インクレチン関連薬「エキセナチド」も認められ、近々使用開始となるでしょう。
糖尿病新薬インクレチン関連薬「GLPー1受容体作動薬」の「リラグルチド」のみで使用するには、ほとんど低血糖を起こしていません。
まずは内服であるDPPー4阻害薬からの使用をおすすめします。
薬の効果が不十分なときに、注射薬を検討することが多いです。
ただし、今までの治療経過などによっては、注射薬のほうが効果を期待できることもあります。